シルクスクリーン印刷銘板

シルクスクリーン印刷銘板は、シルクスクリーン印刷により、ステンレス、 真鍮、アルミニウム等の金属素材やポリエステル、ポリカーボネート、塩化ビニールなどの樹脂素材に印刷・加工した銘板です。様々な素材に印刷することが可能です。インキに厚みがあるため、盛り上がりにより立体感が得られます。

製品サンプル

サンプルNo.123-011

サンプルNo.123-011

サンプルNo.0824

サンプルNo.0824

サンプルNo.123-021

サンプルNo.123-021

サンプルNo.MP-010-025

サンプルNo.MP-010-025

サンプルNo.MP-010-026

サンプルNo.MP-010-026

サンプルNo.MP-020-003

サンプルNo.MP-020-003

サンプルNo.MP-010-029

サンプルNo.MP-010-029

サンプルNo.MP-020-010

サンプルNo.MP-020-010

サンプルNo.MP-010-027

サンプルNo.MP-010-027

サンプルNo.MP-020-006

サンプルNo.MP-020-006

サンプルNo.MP-010-030

サンプルNo.MP-010-030

サンプルNo.MP-010-038

サンプルNo.MP-010-038

サンプルNoMP-010-041

サンプルNoMP-010-041

サンプルNo.MP-010-037

サンプルNo.MP-010-037

素材

シルクスクリーン印刷銘板の素材として、主に下記の素材を使用しています。

【金属素材】

金属素材として、一般的に下記の素材が使用されます。下線の素材は、当社が主に用いている素材です。

※刻印および梨地・ヘアライン仕上げの場合には板厚0.5mm以上をお勧めします。
素材 主な素材 関連規格 地色 一般的によく使用されている板厚(mm)
0.3 0.5 0.8 1.0 1.5 2.0
ステンレス(SUS) SUS304
SUS430
SUS316
JIS G 4305 銀色
真鍮(BS) C2801P JIS H 3100 金色 -
アルミニウム(AL) A1050P
A1080P
A1070P
A1100P
A1200P
JIS H 4000 銀色

金属素材の表面処理方法として、下記の表面処理をご指定いただけます。

表面処理 SUS BS AL 処理概要
梨地仕上げ 金属表面に機械または化学処理によって微細な凹凸を均一に形成させた艶消し仕上げです。
艶消し仕上げ 苛性ソーダに浸し、表面を荒らしたものです。
ヘアライン仕上げ 連続した細かいすじ模様の仕上げです。ライン方向の指定が必要です。
スピン仕上げ 円形の研磨模様を付けた仕上げです。サーキュラ仕上げとも呼ばれています。
光輝仕上げ × × 電解研磨又は化学研磨によって光輝感のある面を得る仕上げです。この仕上げ方法に適合する素材に高純度アルミニウム、光輝アルミニウム合金などがあります。
サンドブラスト 圧縮空気又は遠心力などで、砂又は粒状の研磨剤を品物に吹き付けて行う表面加工方法です。
ショットブラスト 圧縮空気又は遠心力などで、ショット、カットワイヤなどを品物に吹き付けて行う表面加工方法です。
クリアー塗装 メラミン樹脂塗料クリアーで表面を保護します。使用環境によりクリアー塗装をしない方がよい場合もあります。

【樹脂素材】

樹脂素材として、主に下記の素材を使用しています。

素材 地色 一般的によく使用されている板厚(mm)
0.125 0.18 0.188 0.25 0.3 0.5 1.0
ポリエステル(PET) 透明 - - - -
ポリカーボネート(PC) 透明 - - -
塩化ビニール(PVC) 透明/白 - - - -

樹脂素材の外観仕様として、下記の仕様をご指定いただけます。

外観仕様 PET PC PVC 処理概要
表面ハードコート素材 × × ポリエステルの表面に特殊コーティングが施されており、耐擦傷性を持たせた素材です。
表面マット素材 × × ポリカーボネートの表面がマット形状に加工された素材です。耐擦傷性があり、LED等の光源装置の拡散カバーとしても使用できます。
表面シボ素材 × × ポリカーボネートの表面がシボ形状に加工された素材です。優れた耐擦傷性があるため、傷つきにくさが要求される表面フィルムに特に適しています。更に、拡散効果も期待でき、LED等の光源装置の拡散カバーとしても使用できます。

シルクスクリーン印刷の色

シルクスクリーン印刷用インキは色剤(顔料・染料)、展色剤(樹脂・クリヤー)、助剤(印刷適性を良くするための添加剤)からなる混合物で、透明あるいは着色された比較的粘度の高いものです。展色剤は、色を印刷素材に定着させる役目をはたし、樹脂と溶媒(溶剤・水)からなっています。シルクスクリーン印刷では、なるべく下記の標準色からご選定ください。また、特に指定色をご希望される場合には、色見本などでご指示ください。


(DIC564相当)

(DIC641相当)

(DIC567相当)

(DIC572相当)

(DIC257相当)

(DIC328相当)

(DIC565相当)
  • ※実際の印刷色とは多少異なる近似色です。あらかじめご了承ください。
  • ※上記以外の色は調色により作成するため、リピート時に色が変わり易くなります。
  • ※上記9色については、色見本の添付、DIC指定は不要です。
  • ※印刷素材により色調に差が出るため注意が必要です。

シルクスクリーン印刷用特殊インキ

インキ 対応素材 概要
PET PC PVC
耐候インキ 耐候インキは、屋外での使用を考慮し、屋外で長期間使用しても色あせしにくい特性をもったインキです。
表面艶消しインキ 表面艶消しインキは、光沢を抑え、落ち着いた感じを与える効果があります。
鏡面インキ 鏡面インキを使用し、透明素材の裏面より印刷を施すことで、鏡面に仕上がります。
チヂミインキ × チヂミインキを使用し、印刷されたものを照射装置に通して硬化乾燥させることで、印刷膜面が美しいしわ(チヂミ)模様に仕上がります。
プレス機 【鏡面仕上げ】

特殊印刷

印刷内容 対応素材 印刷概要
透け防止処理 PET、PC、PVC(透明素材) 顔料を多く含んだインキを使用し、裏面へ印刷を施すことにより、製品の透過を抑えることができます。使用色として白、グレー、銀などがあります。
糊印刷 PET、PC、PVC、SUS、BS、AL 両面テープよりは粘着力が劣りますが、糊を製品の特定部分に塗布することが可能です。その他の製法にも活用することが可能です。

保護テープ

保護テープとは、容易に剥がすことのできる粘着剤を塗布した透明フィルムです。製品の加工・輸送・保管時に発生するキズ、汚れ等から製品の表面を保護する役割を果たします。当社標準品として下記の保護テープ(マスキングテープ)を用意しています。また、下記以外にも多種多様な保護テープをご指定いただけます。下記以外の保護テープをご希望される場合には、別途、当社営業担当までご相談ください。

保護テープ
※上記の数値は実測値であり、保証値ではありません。
 Type 厚み(mm) 粘着力(N/20mm)
ステンレス アルミニウム
強粘着 0.06 3.0 3.5
弱粘着 0.06 1.3 0.6

両面テープ

両面テープとは、表と裏の両方が粘着するようになっている接着テープで、物と物を貼付ける役割を果たします。銘板に両面テープを貼付けることにより、容易に被着体への貼付けが可能です。当社標準品として下記の両面テープを用意しています。また、下記以外にも多種多様な両面テープをご指定いただけます。下記以外の両面テープをご希望される場合には、別途、当社営業担当までご相談ください。

両面テープ
※上記の数値は実測値であり、保証値ではありません。
 Type 厚み(mm) 180℃引きはがし粘着力(N/20mm) 基材
強粘着 0.17 12.5 不織布
普通粘着 0.15 12.0 不織布

外形仕上げ

シルクスクリーン印刷銘板の外形仕上げとして、「トムソンプレス」および「個別切断・R取り・穴あけ」、「プレス」をご指定いただけます。ただし、「トムソンプレス」については、基本的に樹脂素材のみ、ご指定いただけます。(金属素材では、ご指定いただけません)


①トムソンプレス

トムソン刃型を使用して、主に樹脂銘板の外形加工をする方法です。

※使用する材料、厚み等により公差が変わります。
トムソンプレス加工精度
寸法公差 ±0.2mm
抜き位置公差 ±0.3mm
トムソン刃 【トムソン刃】

②個別切断・R取り・穴あけ

※上記板厚より厚い板をご希望される場合には、別途、営業担当者にご相談下さい。
加工方法 加工概要 加工可能な板厚
SUS BS AL
切断 切断機を使用し、外形の切断加工する仕上げ方法です。 1.6㎜以下 3.2㎜以下 4.0㎜以下
R取り 切断後、R形状の金型を使用し、個別にプレス加工する仕上げ方法です。 1.0㎜以下 1.0㎜以下 2.0㎜以下
穴あけ 円形の金型を使用し、個別にプレス加工する仕上げ方法です。 1.0㎜以下 1.0㎜以下 2.0㎜以下
加工精度
寸法公差 ±1.0mm
抜き位置公差 ±0.5mm
【当社所有R取り金型】
2R 3R 4R 5R 6R 8R 10R 15R
【当社所有円形金型(φ)】
1.4 1.6 2.0 2.2 2.3 2.5 2.8 3.0 3.2 3.3
3.5 3.8 4.0 4.2 4.5 4.8 5.0 5.2 5.5 6.0
6.2 6.5 7.0 7.5 8.0 8.2 8.5 9.0 9.5 10.0
10.5 11.0 11.5 12.0 12.5 13.0 13.5 14.0 14.5 15.0
15.5 16.0 16.5 17.0 17.5 18.0 18.5 19.0 19.5 20.0
20.5 21.0 21.5 22.0 22.5 23.0 23.5 24.0 24.5 25.0

③プレス

プレス金型を使用し、プレス加工する外形仕上げ方法です。特殊形状に加工する場合や数量が見込まれる場合、精度が要求される場合などに利用します。

加工精度
寸法公差 ±0.1mm
抜き位置公差 ±0.3mm
プレス機 【プレス機】
自動送りプレス機 【自動送りプレス】
プレス金型 【プレス金型】

特殊加工

特殊加工 概要
エンボス加工 凹凸の形状をもたせた金型でプレス加工することにより、素材を変形させ、製品に凹凸の形状を作りだします。
曲げ加工 外形用の金型を使用し、第一プレス加工にて外形加工を施した後、曲げ用の金型を使用し、第二プレス加工で素材を変形させ、製品に曲げの形状を作りだします。

シルクスクリーン印刷とは?

シルクスクリーン印刷については、「シルクスクリーン印刷」ページをご覧ください。

シルクスクリーン印刷銘板の特性

製作工程

シルクスクリーン印刷銘板は、下記の工程により製作しています。

製版 → 調色 → シルクスクリーン印刷 → 焼付け・乾燥 → (保護テープ仕上げ) → (両面テープ仕上げ) → 外形仕上げ

樹脂素材

ポリエステル(PET)
強度、剛性、耐熱性、耐クリープ性、ブロー成形性の良さから、PETボトルとして大量に使用されています。正式名は「ポリエチレンテレフタレート」です。東レ株式会社製タフトップは、ポリエステルの表面に耐スクラッチ性を持たせたフィルムで、キーシートなどの操作部に使用されています。代表的な商品としては、東レ株式会社製タフトップやルミラーがあり、主に0.1mm、0.125mm、0.188mm、0.25mmの板厚が利用されています。
【主な商品名】
タフトップ100L-B2T0、125L-B2T0、188L-B2T0など

ポリカーボネート(PC)
代表的なエンジニアリングプラスチックであり、強靱で透明性、耐熱性、寸法安定性、難燃性、絶縁性などに優れ、特に衝撃強度は熱可塑性樹脂でも最高に近い値を示します。耐化学薬品性、耐溶剤性に弱点があります。代表的な商品としては、エスピー・パシフィック株式会社製レキサンフィルムや三菱ガス化学株式会社製ユーピロンフィルムがあり、主に0.18mm、0.25mm、 0.3mm、0.5mmの板厚が利用されています。
【主な商品名】
レキサン8010、8A13など

塩化ビニール(PVC)
空気、湿気を通しにくく、耐水、耐酸、耐アルカリ、耐溶剤性に優れています。難燃性で、光や熱に安定ではありませんが耐候性はかなりよいです。焼却処分時のダイオキシン発生が問題視されています。主に0.3mm、0.5mm、1.0mmの板厚が利用されています。

ABS
アクリロニトリル・ブタジエン・スチレンの3成分からなる耐衝撃性樹脂で、これらの3成分の頭文字をとってABS樹脂と呼ばれています。特徴は、広い温度範囲にわたって秀れた耐衝撃強度、引張り強さ、剛性、耐熱性、耐油性、耐薬品性に優れています。用途としては、家庭電話部品・自動車部品、一般機器ハウジング等に使用されています。

アクリル
透明度が高く、表面硬度もかなり高いため耐衝撃用有機ガラスとして利用されています。耐候性は良く、コストも比較的安いです。100℃程度の熱を加えることにより軟化するため、自由に変形が可能な加工性がある反面、耐熱性が低く、強アルカリや有機溶剤には侵されてしまいます。

  • ※記載されている商品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。
  • ※樹脂素材の規格として、一部製品に限定されますが、UL 94 / UL 746Bを取得しているものもあります。

シルクスクリーン印刷用インキの耐候性

シルクスクリーン印刷は、比較的耐候性に優れています。当社で主に使用しているシルクスクリーンインキの耐候性試験の結果は、下記の通りです。さらに強固な耐候性が必要な場合には、耐候インキを使用することにより、より長期間屋外でご利用いただけます。

指定色 耐候性 ※
300時間 500時間 1,000時間 2,000時間
A A B C
A+ B D E
評価中 評価中 評価中 評価中
A+ A+ A+ B
A A B C
- - - -
評価中 評価中 評価中 評価中
※耐候性は、400時間で一年相当となります。
評価 A+ 優秀
A
B やや艶引け
C やや退色、艶引け
D ほぼ退色
E 退色
試験条件 試験機 キセノン・ウェザーメーター
インキ 当社標準インキ表刷り
素材 塩ビステッカー

シルクスクリーン印刷の耐候性比較

【試験項目】

当社本社(名古屋市中村区)ビル屋上に放置。

【試験結果】

試験製品名 試験前の状態 半年間放置後の状態 一年間放置後の状態
一般的なシール
一般的なステッカー
デジタルカラーステッカー
特殊耐候シール
特殊耐候ステッカー

設計上の注意点

  • ◯シルクスクリーン印刷銘板の一般的なインキ厚は、10μ程度となります。
  • ◯グラデーションや写真などの複雑な印刷は苦手です。
  • ◯細かい線、文字は表現できない場合があります。
  • ◯一色ごとに版が必要なため色数が多いと割高となります。
  • ◯RoHS規制等環境対応に関しては、「金属・樹脂銘板」ページをご覧ください。

価格

シルクスクリーン印刷銘板の価格については、当社営業担当者までお問合せください。

納期

新規発注品(金型製作なし)
版下校正完了後または支給データ確認後、1ヶ月にて承っています。

新規発注品(金型製作あり)
版下校正完了後または支給データ確認後、2ヶ月にて承っています。

再発注品
1ヶ月にて承っています。

  • ※大量ロットでご注文いただいた場合には上記納期が変わる場合があります。
  • ※特急対応については、別途、当社営業担当までご相談ください。

サンプル・カタログ請求

サンプル・カタログ請求については、別途、弊社営業担当までお申し付けください。