識別ラベル
識別ラベルとは、製造業の現場における部品や工具、オフィス業務における書類などを、識別する目的に利用されるシールの総称です。例えば、自動車を製造する現場において、部品を組付、検査する際に、各部品に記号が印刷された識別シールを貼り付けて、部品の取り違えを防いでいます。識別する目的や検査方法、貼り付ける部品の形状に応じて、様々な加工を施し工夫しています。
製品事例
加工
識別シールは、識別する目的や検査方法、貼り付ける部品の形状に応じて、下記のような加工を施しています。
加工方法 | 製品画像 | 概要 |
全面ベタ印刷 | カラーシールとも呼ばれる識別ラベルです。色によって識別するため、一目で識別しやすいというメリットがあります。 | |
部分糊 | シールの一部にのみ、糊を付ける加工です。糊がない部分は手につかないため、付箋のように貼付けることができ、作業の効率化を図れます。また、表面に線を印刷することで、表からも糊がある部分を分かるように工夫してあります。 | |
ミシン目 | 後からシールの一部を切り取りやすくするための加工です。組付、検査が終わった後に切り取ることで、検査が終わっているか一目で分かるようになります。 | |
裏スリット | 剥離紙(セパレータ)にハーフカットのスリットを入れる加工です。剥離紙が残っている部分は粘着性がないため、部分糊のように使用することができます。 | |
剥離紙印字 | 剥離紙に印字し裏スリット加工を施すことで、シールの粘着面と印字面を同方向にすることができます。この加工により、部品の裏側から貼り付けても正面から印字内容を確認することができるようになります。表側を糊残り等で汚したくない場合に使用される識別ラベルです。 |
色
色見本などでご指示いただければ、ご指示いただいた色で印刷させていただきます。また、特に色見本などがなく、例えば「藍」といったご指定の場合は下記の弊社標準色を使用させていただきます。
黒
白
藍
赤
金赤
黄
草
紫
紅
群青