コード概要

コード外観 pdf417
規格 ISO 15438
JIS X0508
キャラクタ・セット 数字、アルファベット、記号、バイナリ、制御コードなど
情報量(※1) 数字 最大2,710文字
アスキー文字 最大1,850文字
バイナリ 最大1,108文字
体系 スタック型
エラー訂正方式 リードソロモン方式
誤り訂正 0(2コードワード)~8(512コードワード)
モード 数字圧縮、テキスト圧縮、バイト圧縮
コードサイズ 縦方向 3~90段
横方向 1~30コードワード
最小モジュール幅 0.191㎜
最小クワイエットゾーン 上下左右各モジュール幅の2倍
使用実績例 EDI、諸外国における行政分野(パスポート、免許証、保険証など)、医薬品の管理など

※1 誤り訂正レベル0、圧縮モード使用の場合

PDF417の概要

PDF417は、1989年にシンボルテクノロジー社(アメリカ/現:モトローラ社)によって開発された二次元コードです。PDF417という名称は、「①ポータブルデータベースファイル(Portable Data File)の頭文字」と、「②基本単位(コードワード)が、4つのバー及び4つのスペースの17モジュールで構成されている」ことに由来しています。PDF417は、スタック型の二次元コードのため低価格のレーザスキャナでも読み取れること、縦横のデザインが容易に変更できること、優れたエラー訂正機能を持っていることなどから、多方面から高く評価・採用されました。とくに、国際標準物流ラベル(ISO 15394/JIS X 0515)において、EDIデータの標準シンボルとして採用されています。

PDF417の特徴

○情報密度が非常に高く、多くの情報の収納や、省スペース化に活用できる

情報密度

バーコードに比べ、10倍~100倍に高密度化して同じ桁数を表現できるため、バーコードと比べて多くの情報を収納することができます。同じ情報量であれば、より小さなスペースへのマーキングが可能となります。また、圧縮モードを利用すれば、より効率的にデータを収納することが可能となります。圧縮モード時の情報密度は、数字のみの場合は約3文字/コードワード、英数字の場合は約2文字/コードワード、漢字を含む2バイト文字は約0.5文字/コードワードです。さらに、1つのPDF417では収納できない大容量のデータの場合、シンボルを複数に分けて表現するマクロPDF417(Macro PDF417)という方法があります。

○エラー訂正機能により、汚れ、傷などの障害に強い

破損

コードの一部が汚れたり破損した場合でも、復元が可能になります。エラー訂正機能は、0(2コードワード)、1(4コードワード)、2(8コードワード)、3(16コードワード)、4(32コードワード)、5(64コードワード)、6(128コードワード)、7(256コードワード)、8(512コードワード)の9段階から選択できます。推奨されるエラー訂正機能は、2~5です。

PDF417の構成・用語

○モジュール

モジュール

モジュールとは、コードを構成するバーもしくはスペースのことです。マトリクス型の二次元コードの場合はセルとも呼ばれますが、スタック型のPDF417の場合は単にモジュールと呼ばれます。モジュールの高さは、モジュールの横幅の3倍以上必要です。

○スタートパターン・ストップパターン

スタートパターン・ストップパターン

スタートパターン・ストップパターンとは、コードの始まりと終わりを示すパターンのことです。コードの左辺にあるものをスタートパターン、右辺にあるものをストップパターンと呼びます。

○ローインジケータ

ローインジケータ

ローインジケータとは、各行の通し番号、各行の総数、各列の総数、エラー訂正機能のレベルなどの情報を表している部分です。指示子とも呼ばれます。左にあるものをレフトローインジケータ(左行指示子)、右にあるものをライトローインジケータ(右行指示子)と呼びます。ラベルの損傷が起こりにくい環境では、ライトローインジケータを省略し、ストップコードを1モジュールの幅で表現したトランケートPDF417が使用されることもあります。

○クワイエットゾーン

クワイエットゾーン

コードの周囲にある空白の部分です。PDF417では2モジュール以上の空白が必要です。

○コードワード
コードワードとは、PDF417の基本単位です。1つのコードワードは、4つのバー及び4つのスペースの17モジュールで構成されており、必ずバーから始まります。コードワードは、縦方向に90段、横方向に30個まで拡張が可能です。

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